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[はじめての調色]「車の塗料は何がいいの?」(自動車用塗料)について

  • 執筆者の写真: 吉田 裕志
    吉田 裕志
  • 3月16日
  • 読了時間: 3分

更新日:4月7日



黄色のスポーツカー
※画像はイメージ

皆さんにとって身近な塗料といえば、車の塗料がありますね。非常に興味のある方もいることでしょう。ちょっとしたコツでお悩みを解決することができますよ。今回は車の塗料についてお話します。



 この記事の目次

<車の塗料について>

<まとめ>



<車の塗料ついて>

車の塗料とは

車の塗料とは一般的に自動車用塗料、または車両向け(自動車、オートバイ、重機、など)塗料と呼ばれているものです。その名のとおり専用の塗料となります。用途によって種類も様々です。



車の塗料の種類

・ウレタン系塗料:もっともスタンダードな塗料です。1液のものから硬化剤を入れて使う2液のものまで様々です。比較的高価でプロの板金塗装業者で広く使われています。


・ラッカー系塗料:主にタッチアップ(補修)に使うことが多い塗料です。比較的、安価で缶スプレーやタッチペンなど簡易的に使える商品も多く、誰でも扱いやすいのが特徴です。


・水性系塗料:近年、世界的な環境意識の高まりから自動車メーカーでも採用が増えてきています。価格は様々ですが、DIYでのブームで注目も浴びている塗料です。

※気になる方はこちらもどうぞ「車の水性塗料と普通の水性塗料の違いとは」



プロがウレタン塗料を選ぶ理由

さて、それではなぜ、ウレタン塗料が採用されることが多いのでしょうか?それはウレタン塗料が耐久性(強度)や耐候性(退色や艶の劣化のしにくさ)、耐薬品性に優れているからです。とくに耐薬品性は、車(車両)において油やガソリンなどが付着する可能性があるため、重要となります。長期間、美しい状態を保つためには、やはりウレタン塗料を採用するのがおススメです。



どこで購入できる?

今はどの種類の車の塗料もネットやホームセンターや量販店などで購入することが可能です。探すコツはカラーナンバーで調べます。車のセンターピラー(※メーカ―により運転席側、助手席側の違いがあります。)やエンジンルーム内の型式表示プレートに記載があるので事前に調べておきましょう。しかし、市販品は新車の配合比を参考に作られているため、愛車の色(現行車両)と若干の差があることは注意しましょう。



 DIYで調色はできるの?

車の塗料の調色は年式や型番によってとても難しい調合になるため、専門店を利用することをおススメします。現行車のパーツやボディから調色をし、塗料だけの購入ができる販売店もありますので利用すると良いでしょう。


<まとめ>

車の塗料のまとめ

いかがでしたか?ちょっとした塗料の選ぶコツで愛車をより長く大切に乗ることができます。きっとDIYをすることでより愛着もわくと思います。是非参考にしてみてください。ではでは。



 

社長の似顔絵

[記事を書いた吉田裕志について]


吉田裕志(よしだ ひろし) B型 職人気質

有限会社レインボーペイント代表取締役

調色歴20年以上、国家資格である単一等級調色技能士、一級塗装技能士を持ち、

今でも調色に情熱を注ぐ

座右の銘 「背中の汚れは調色マンの恥だ」



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